写真のこし帖写真を選ぶところから、注文前の確認まで
注文前の画質チェック

フォトブックの写真がぼやける?必要な画素数と確認手順

この記事の要点画素数不足、撮影時のブレ、切り抜き、プレビューの粗さは別の原因です。実際に使う画像の幅と高さ、配置サイズ、商品別の推奨値を順に確認します。

2026年11月1日作成・公式情報確認/実物の印刷品質レビューではありません

スマホではきれいに見える写真でも、本に大きく載せると粗さが気になることがあります。「何万画素あれば大丈夫」と一つの数字で決めず、元写真・切り抜き・配置する大きさを順に確認しましょう。

「ぼやける」を4つに分ける

注文前に原因を切り分けるための当サイトの整理案
気になる状態確かめること次の一手
元写真の顔や文字もぼけているピント外れ、手ブレ、被写体の動き元写真を拡大して比較。別の写真も候補にする
大きく配置すると粗くなる実際に使う画像の幅・高さのpxと、配置サイズ小さな枠を試すか、より大きい元データを探す
顔だけ切り抜くと粗くなる切り抜き後に残る画素数拡大しすぎず周囲も残す。配置と写真を選び直す
編集プレビューだけが粗い表示を軽くする仕様か、元データも粗いか公式の画面説明、元画像、画質警告を併せて確認

画素数不足と撮影時のピンぼけ・ブレは別の問題です。数字を大きくしただけで、撮影できていなかった細部が元どおりになるとは限りません。しまうまのブレ・ピンぼけの解説も参考にしてください。

必要なのは「カメラの画素数」より、使う写真のpx

写真の情報・詳細画面で、実際に注文へ使うファイルの「幅×高さ」を確認します。端末のカメラ性能の数字や、ファイル容量のMBだけでは判断しません。送ってもらった写真や保存し直した画像は、手元の元データと大きさが同じかを確かめます。原本を消す必要はありません。

たとえば4,000×3,000pxの画像は1,200万画素です。その中央から2,000×1,500pxだけ切り出すと、残るのは300万画素。縦横を半分にすると総画素数は4分の1になります。これは当サイトの計算例で、特定サービスの合格基準ではありません。

同じ画素数でも、大きな見開きと小さな写真枠では条件が違います。顔が切れる・中央に隠れる心配は、トリミング・断裁・見開きの確認と分けて見直しましょう。

公式の推奨画素数は、商品と配置箇所を揃えて読む

以下は2026年11月1日に確認した公式の掲載値です。しまうまの数値は「新旧アプリ」向けFAQのものです。最低限取り込めるサイズと、推奨されるサイズは別です。表の数値を満たしても、ピント・ブレ・圧縮・切り抜きによる品質低下まで防げる保証ではありません。

各社が案内する対象・呼び方に合わせた例。全商品共通ではありません
サービス・対象公式の掲載値読み違えない点
しまうま A5・本身単ページ1,866×2,598px本身の単ページ向け
しまうま A5・本身見開き3,614×2,598px横幅は単ページと異なる
しまうま A5・表紙1,984×2,716px本身の数値をそのまま使わない
プリミィ 通常フォトブックA5縦2,551×横1,819px公式の「推奨最低画素数」
プリミィ 通常フォトブックA6縦1,819×横1,311pxプレミアムなど別商品へ流用しない

出典:しまうま公式FAQ「画素数はどれくらいが適正ですか?」、プリミィ公式フォトブック仕様。プリミィの掲載欄だけでは、表紙・本文・各レイアウトの詳しい適用範囲までは確認できません。迷う場合は選んだ商品の編集画面や公式窓口で確かめてください。

画像の密度を表すppiは、1インチあたりのピクセル数です。ここでは参考値を300 ppiとして、「px ÷ ppi × 25.4」でmmへ換算します。300 ppiは一般的な参考値であり、すべての商品に共通する必須条件ではありません。各商品の公式仕様を優先してください。

300 ppiでの単純換算(約)。画質の合否判定ではありません
画像の幅×高さ計算上の幅×高さ
1,500×1,000px127.0×84.7mm
3,000×2,000px254.0×169.3mm
4,000×3,000px338.7×254.0mm

計算は画像全体をそのまま使う場合の寸法です。枠に合わせた切り抜き、塗り足し、綴じ部分、各社の画像処理は含みません。「この大きさまで必ずきれい」という上限でもありません。本の外寸ではなく、実際に写真を置く枠と比較します。A5・A6の寸法と配置例も確認できます。

用語の出典:Adobe「プリント画像の解像度」、Adobe「プリント画像の解像度の仕様」。計算式と例は当サイトによる換算です。

プレビューが粗いだけなら、元データも確認

しまうまの公式トラブル解説は、プレビューが動作を軽くするため粗く表示される場合があると案内しています。ただし、この解説はパソコンでの操作を中心にしており、アプリの操作・仕様が同じとは限りません。

プレビューの粗さだけで注文を諦める必要はありませんが、「画面だけの問題だから大丈夫」と決めつけるのも避けます。元写真を開き、実際のpx、選択したレイアウト、警告の内容を確認してください。

注文前は、この順番で5つ確認

  1. 元写真:顔や文字のピント・ブレを確認した。
  2. 使うデータ:手元のファイルの幅・高さを調べ、切り抜いた場合は残る画素数を確認した。
  3. 配置:本の外寸でなく、写真枠の大きさと拡大率を見た。
  4. 商品条件:表紙・本身・見開きを区別し、その商品の推奨値とファイル条件を確認した。
  5. 最終画面:画質警告と切り抜き位置を確認した。判断できない点は注文前に公式窓口へ確認する。

大切だけれど小さな写真は、すぐに削除せず、小さく載せる・別の配置にする・今回は手元のデータとして残す、という選択肢もあります。写真を詰め込みすぎた場合は、写真枚数とページ配分へ戻って考えてみてください。

このガイドの範囲と出典

公式情報の確認日:2026年11月1日。上記の公式資料をもとにした整理と、当サイトの計算・確認手順です。実際の印刷物の比較や、個別の写真の品質判定は行っていません。記事内に広告リンクはありません。

写真のこし帖の編集メモ
公式情報と当サイトの整理案を分けています。実物の品質比較は行っていません。価格・仕様の確認日と出典は本文中に記載しています。

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